指揮者(2014- )
平石 章人
指揮を下野竜也、大河内雅彦、広上淳一、田代俊文の各氏に師事。
2017年に渡欧、ウィーンにてヨハネス・ヴィルトナー氏の元で研鑽を積んだ。
2021年9月よりNHK交響楽団にて首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ氏のアシスタント、
2022年1月からは同団の指揮研究員として公演に携わっている。
これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、広島ウインドオーケストラを指揮した他、N醬室内楽公演での指揮を担当、
また、「ポケモン✕ NHK交響楽団スペシャルオーケストラ2023」の公演にてNHK交響楽団スペシャルオーケストラを指揮した。
オペラの分野でも活動の幅を広げており、東京・春・音楽祭の「ローエングリン」にてM. ヤノフスキ氏の、
ロームシアター開館記念オペラ「フィデリオ」では下野竜也氏のアシスタントを務めた。
岸本 沙恵子
幼少の頃よりピアノを始める。中学校の吹奏楽部にてトロンボーンを担当。
神奈川県立希望ヶ丘高等学校吹奏楽部にて打楽器を担当。学生指揮者を務める。
2学年先輩の山田和樹氏に影響を受け指揮者を志す。山田氏に指揮の基礎、楽典を数わる。
洗足学園音楽大学声楽専攻を卒業。白幡武氏に師事。在学1年より、同大学附属指揮研究所に在籍。
マスタークラス修了、指揮を秋山和慶、河地良智、川本統脩の各氏に師事。
スコア・リーディングを島田玲子(故)、西川麻里子の各氏に師事。
2003年より、東京指揮研究会主催の指揮セミナーにて、ウィーン国立音楽大学指揮科、准教授の湯浅勇治氏(故)に師事。
ローム・ミュージック・ファンデーションを受講し、指揮、ウィーン古典派の音楽様式、音楽語法を湯浅勇治氏(故)に、スコア・リーディング、ソルフェージュ、コレペティツィオンの基礎を三ツ石潤司氏に師事。
以降、湯浅氏の信頼を受け、約13年間、日本での指揮セミナーを取り仕切り、学んだ。
2007年度、アフィニス音楽祭に指揮研究員として参加。同音楽祭にて、下野竜也氏に師事。
2017年、民主音楽協会主催の国際指揮講習会を受講し、尾高忠明氏、Chi-Yong CHUNG氏に師事。
その他、これまでにピアノを佐野幸枝、大石由起子の各氏に、和声・対位法の基礎を中原達彦氏に、指揮を松沼俊彦氏に師事。
作曲家が残した楽譜から、どう読み取り音に再現すれば良いか、感動する音楽とはどういうものなのか、
日々考え、音楽に向き合っている。
松村 優吾
桐朋女子高等学校音楽科作曲専攻を経て、桐朋学園大学音楽大学科指揮専攻を卒業後、イタリア国立ミラノ・ジュゼッペヴェルディ音楽院指揮科で研鑽を積む。指揮を黒岩英臣、杉山洋一、G.ジェルメッティ、V.パリージ、I.カラブチェフスキ、作曲を安良岡章夫、安藤久義、ピアノを日比谷友妃子、斎藤隆各氏に師事。
2012年9月、イタリア政府主催の全芸術部門グランプリを決める Premio Nazionale delle Arti(イタリア芸術賞)本選指揮部門に於いて第二位入賞。また同時に聴衆賞を受賞。
2015年5月、ルーマニアのコンスタンツァで行われた BlackSea Opera Conducting Competition に於いて入賞、及び栄誉賞受賞。これまでにポメリッジムジカーリ管弦楽団、ブルガリア国立ルセ歌劇場等を指揮。(2022.5)
福田 光太郎
1981年生まれ、富山県出身。東京藝術大学卒業。
東京音楽大学大学院およびウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学にて指揮を専攻。
佐渡裕、加納明洋、汐澤安彦、広上淳一、曽我大介、ゲオルク・マルク、トーマス・ドス各氏に師事。
また下野竜也、アンドレス・オロスコ=エストラーダ、ヨルマ・パヌラ各氏のマスターコースを受講。
すべてのマスターコースにおいて成績優秀者によるコンサートの指揮者に選ばれる。
藝大在学中より指揮活動を始め、市民オペラ団体などで副指揮者、合唱指揮者として経験を積む。
2004年にはフジテレビ主催、ニューヨーク・シティ・オペラ共同制作による
「世界平和祈念コンサート」の合唱指揮を務めた。
東京藝術大学大学院生を中心とした「ギフト・ミュージックカンパニー」や
東京国際芸術協会(TIAA)のオペラ公演、ガラ・コンサートの指揮、
また現代作品でも国際芸術連盟(JILA)会長、服部和彦氏の作曲個展の指揮者として招かれるなど、
多方面で活動している。
これまでにルガンスク・フィルハーモニー管弦楽団、ルセ・フィルハーモニー管弦楽団、
オーケストラ・アンサンブル金沢など国内外のオーケストラを指揮。
平成26年度北日本新聞芸術選奨受賞。
平野 桂子
洗足学園音楽大学器楽専攻科卒業、
オーボエを小林裕・安原理喜・伊東万紀、
同大学附属指揮研究所にて秋山和慶・増井信貴・川本統脩、
スコアリーディングを島田玲子・西川麻里子の各氏に師事。
これまでに、「魔笛」「カルメン」「愛の妙薬」
「フィガロの結婚」「ラ・ボエーム」
「こうもり」「ヘンゼルとグレーテル」他を指揮、
その他数々のオペラ・ミュージカル団体において指揮アシスタントを務める。
また2013年4月には東京芸術劇場にてミュージカル「ペテン師と詐欺師」を指揮、
8月には岩手県久慈市にて久慈市文化会館初オペラ公演「ドン・パスクァーレ」を
NHK交響楽団メンバー他と共演、好評を博す。
文化庁「次世代を担う子どもの文化芸術体験事業」に参加。
金沢区民フィルハーモニーなどで指揮者を務める。
現在、文京区民オペラ副指揮者、
恵泉女学園中学・高等学校非常勤講師。
トレーナー
管楽器:神田将吾
クラリネット奏者。
1998年国立音楽大学卒業。
クラリネットを北爪利世、小笠原長孝、生島繁、杉山伸の各氏に師事。
在学中にプロ吹奏楽団のコンサートマスターを務めることからプロ活動を開始。
現在は在京オーケストラや吹奏楽団に客演し、
ツアーやレコーディングに参加している。
また、2016年春より八ヶ岳南麓に拠点を移し、
自然との共生をテーマにした演奏活動を行っている。
管楽器: 関 繁人
1993年エリザベト音楽大学音楽学部器楽学科卒業、1995年同大学院修士踝程修了。
1994年スペイン・マヨルカ島にて開催されたCala D’or94に参加。ディプロマ取得。
1997年~98年チボリウインドアンサンブルに在籍。NHK交響楽団、大阪市音楽団(現OSAKA SHION WIND ORCHESTRA)、広島交楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団、東京ニューフィルハーモニック管弦楽団、東京ユニバーサル・フィルハーモニ一管弦楽団などに客演。2005年~2017年京都バッハゾリステントランペット奏者。
国外での演奏活動も積極的に行っており、エリザベトウィンドアンサンブルメンバーとして1993年フィリピン公演、エリザベト音楽大学Brass Ensembleメンバーとして1995年フィリピン公演、
大阪アカデミー合奏団メンバーとして2002年中国上海公演、2004年中国広州公演、東京双葉シンフォニエッタトランペット奏者として2005年ドイツツアー、Brass Quintet The Gutzメンバーとして2016年アメリカツアーにそれぞれ参加。
現在、MARIA&Alpenbuam、Brass TRIAL、DuBrass 各メンバー。KAWAI音楽教室講師、株式会社ウインズュー講師。
トランペットを山城宏樹氏、Pierre Thibaud氏に師事。
初代常任指揮者(1989-1999)川岸 正幸
第二代常任指揮者(2000-2023) 西田 博

東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院修了。
在学中から名古屋フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団のコンサートマスターを歴任。
ヴァイオリンを海野義雄、ヨーロッパでシュナイダーハン、シェリング、グラドフの各氏に師事。
指揮法を遠藤雅古氏に師事。
サヴァリッシュ氏の推挙でバイエルン州立歌劇場に入団。
クーベリック、ベーム、マゼール、チェリビダッケ、クライバー各氏の指揮での演奏を経験した。
1979年からエッシェンバッハ氏の推挙でラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
第一コンサートマスターに就任し、ヨーロッパ各地で同団と多数のヴァイオリン協奏曲を共演。
日本、ドイツ以外にも
ポーランド、スペイン、スイス、フランス、ベルギー、イギリスにて
ソロリサイタルや室内楽活動を行う。
また現在までに、客演コンサートマスターとして
新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、
日本センチュリー交響楽団 (旧大阪センチュリー交響楽団)、関西フィルハーモニー管弦楽団、
九州交響楽団、群馬交響楽団、セントラル愛知交響楽団に招かれる。
1989年に東京交響楽団 首席第一コンサートマスターに就任。
現在、洗足音楽大学の講師を勤め
コンクールの審査員や後進の指導を特に東京、名古屋、九州で行うほか、
アマチュアオーケストラの指揮活動にも精力的に力を注いでいる。
日本弦楽指導者協会理事。
2012年、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール優秀指導者賞を受賞。
2014年からヴィンテージ カルテットを結成、全国で演奏している。